ターレットトラック [家庭用トロッコ作成記]
ターレットトラックは朝霞製作所の商標登録だが、一般的な名称となっている。以前無線従事者試験の際、当時の築地市場に立ち寄ってターレを観察する機会があった。写真などでは見たことはあったものの、実物を見るのは初めて。動力伝達機構はトルコン(トルクコンバーターではなくただの流体継ぎ手かも)から逆転機を経てチェーンでタイヤに動力を伝える。おお、これはトロッコ用機関車にピッタリではと思い、気長に探していた。市内の中古機器取り扱いの商店にあるのを確認していたが、機会がなかなか得られていない(以前、中古のコンクリートミキサーを購入したお店)。たまたまヤフオクで安いのを見つけたので、ゲット。売主さんも隣の市だったので、トラックで取りに行った。
エンジンや動力伝達機構のみ取り外して機関車を作成しようと思ったが、やはりこの形は残したいので、このまま車輪を付けたい。実は実例があり、ネコパブリッシング社の「模景を歩く」のP45にターレットに車輪を付けた改造車が掲載されている。昔、品川運転所に762mmのナロー軌道があり、鉄道車両の整備機器を積んで構内を走っていた様子。何種類かバリエーションが見て取れる。現存してないと思われる。
入手したのは富士重工の「モートラ」。車輪は永瀬工業のチルド車輪。軌道幅は508mmで車輪径は確かφ305mm。一つはスプロケット付きで2軸一セットで12万円だったような記憶がある
これから改造していこうと思うが、足回りどうしようかと思案しているだけでまだ手を付けられていない。あまり期待しないでほしい
エンジンや動力伝達機構のみ取り外して機関車を作成しようと思ったが、やはりこの形は残したいので、このまま車輪を付けたい。実は実例があり、ネコパブリッシング社の「模景を歩く」のP45にターレットに車輪を付けた改造車が掲載されている。昔、品川運転所に762mmのナロー軌道があり、鉄道車両の整備機器を積んで構内を走っていた様子。何種類かバリエーションが見て取れる。現存してないと思われる。
入手したのは富士重工の「モートラ」。車輪は永瀬工業のチルド車輪。軌道幅は508mmで車輪径は確かφ305mm。一つはスプロケット付きで2軸一セットで12万円だったような記憶がある
これから改造していこうと思うが、足回りどうしようかと思案しているだけでまだ手を付けられていない。あまり期待しないでほしい
PC枕木量産 [家庭用トロッコ作成記]
森林に延伸するため、PC枕木(コンクリート枕木)を量産。型枠を6個作っているが、コンクリートミキサー1回分のコンクリート量だと5個がちょうどいいので、1LOT5個で作成。レールクリップはM12のボルトを使用しているので、M12のドブメッキ高ナットを使用して鉄筋を作成する
枕木1本でボルト締結部は4か所あるので、1LOT5個でも計20個必要となる
高ナットと鉄筋をWE
量産
数が多いので結構大変でした
型枠に高ナットを仮締結して鉄筋をWE
全部で8LOT分(40本)を作成し、毎週1回コンクリートを作成して型枠に流し込む
先に型枠に離型剤の代わりに廃油を塗布
鉄筋をセット
コンクリートを練る、とてもじゃないが手ごねにはもう戻れない
結構楽しい作業
バイブレーターを使うと空気が抜けてきれいに充填できる
最後はコテで仕上げ
1週間後、型を外すと完成
枕木1本でボルト締結部は4か所あるので、1LOT5個でも計20個必要となる
高ナットと鉄筋をWE
量産
数が多いので結構大変でした
型枠に高ナットを仮締結して鉄筋をWE
全部で8LOT分(40本)を作成し、毎週1回コンクリートを作成して型枠に流し込む
先に型枠に離型剤の代わりに廃油を塗布
鉄筋をセット
コンクリートを練る、とてもじゃないが手ごねにはもう戻れない
結構楽しい作業
バイブレーターを使うと空気が抜けてきれいに充填できる
最後はコテで仕上げ
1週間後、型を外すと完成
2022-02-03 22:29
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森林延伸その5 [家庭用トロッコ作成記]
必要なコンクリート量を計算すると1立米を超えるので、ミキサー車を手配することに。また知り合いの大工さんに手伝ってもらう
やっぱり手伝ってくれると早い
この後仕上げをしてもらい、養生
続く(2020年)
やっぱり手伝ってくれると早い
この後仕上げをしてもらい、養生
続く(2020年)
2022-01-27 22:42
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森林延伸その4 [家庭用トロッコ作成記]
薪用の原木置き場なので、コンクリートで固めます。6kgw/mのレールなんかだと、トラックから原木を落とすとすぐ曲がりそうなので
型枠を作成します。とはいっても基礎の型枠屋さんみたいにしっかりしたのは出来ませんが。手持ちの端材を利用
メッシュワイヤーも入れます
秋の紅葉がきれいな時期でした
コンクリート枕木(PC枕木)の作成もまた改めて
子供が漫画を読んでくつろいでいました
次回はコンクリート打設
(2020年続く)
型枠を作成します。とはいっても基礎の型枠屋さんみたいにしっかりしたのは出来ませんが。手持ちの端材を利用
メッシュワイヤーも入れます
秋の紅葉がきれいな時期でした
コンクリート枕木(PC枕木)の作成もまた改めて
子供が漫画を読んでくつろいでいました
次回はコンクリート打設
(2020年続く)
2022-01-24 21:13
森林延伸その3 [家庭用トロッコ作成記]
裏の林に伸ばすべく、作業に精をだします
延伸用にカーブ軌框作成
水平を出すのが意外と大変
ポイント部ガイドレールを設置します
ポイント部
アングルを下げると我ながら満足
その先、余ったレールで延長します
コンクリートで固めるのでレール同士の接合はページ+ボルト接合ではなく、FB(25mm幅)でWEしてしまいます
その後、FB(50mm幅)でガイドを設置
続く(2020年)
延伸用にカーブ軌框作成
水平を出すのが意外と大変
ポイント部ガイドレールを設置します
ポイント部
アングルを下げると我ながら満足
その先、余ったレールで延長します
コンクリートで固めるのでレール同士の接合はページ+ボルト接合ではなく、FB(25mm幅)でWEしてしまいます
その後、FB(50mm幅)でガイドを設置
続く(2020年)
2022-01-19 23:32
森林延伸その2 [家庭用トロッコ作成記]
森林延伸その1 [家庭用トロッコ作成記]
ポイント作成
ぐるっと1周開通したが、裏の森林に延伸もしたい。ということで、周回軌道から分岐を作成し延伸することに。ちょうど分岐部は薪用の原木仮置き場にもしたいので、コンクリートで固める必要がある。6kgw/mのレールだと、ガサガサとダンプから降ろしたりすると簡単に曲がってしまう。カーブの既存部分をベースに水糸を引いて、カット、ノーズやトングレールは切断用砥石のサンダーや、セイバーソーを駆使して形状を整える
写真は途中から
切断作業は子供にも手伝ってもらった
位置決めは重要
「切って、削って、確認して」の繰り返しで形状を整える。削りすぎたところはWE肉盛り
ノーズ部分の切断
水糸を引いて切断場所の精度を上げる
(2020年) 続く
ぐるっと1周開通したが、裏の森林に延伸もしたい。ということで、周回軌道から分岐を作成し延伸することに。ちょうど分岐部は薪用の原木仮置き場にもしたいので、コンクリートで固める必要がある。6kgw/mのレールだと、ガサガサとダンプから降ろしたりすると簡単に曲がってしまう。カーブの既存部分をベースに水糸を引いて、カット、ノーズやトングレールは切断用砥石のサンダーや、セイバーソーを駆使して形状を整える
写真は途中から
切断作業は子供にも手伝ってもらった
位置決めは重要
「切って、削って、確認して」の繰り返しで形状を整える。削りすぎたところはWE肉盛り
ノーズ部分の切断
水糸を引いて切断場所の精度を上げる
(2020年) 続く
2021-12-13 21:30
延伸その16 [家庭用トロッコ作成記]
いよいよ1周接続。この場所は原木もらってきたりしたら荷下ろしする場所になり、トラックが入りますのでコンクリートを打設します
仮にレールを置いてみる
位置決め
レール寸法を合わせます
コンクリート打設するので、アングルをWE
時間が経ちますがコンクリート打設し、接続終了
約7年かけてやっと目標の1周接続が完了
(2018年) 続く
仮にレールを置いてみる
位置決め
レール寸法を合わせます
コンクリート打設するので、アングルをWE
時間が経ちますがコンクリート打設し、接続終了
約7年かけてやっと目標の1周接続が完了
(2018年) 続く
2021-10-31 21:18
延伸その15 [家庭用トロッコ作成記]
さらにレール1本分(5.5mL)を延伸。まずは糸を張り、水平を出しながらPC枕木を設置する
レールを仮置きしたらバッテリーロコにコンプレッサーを積んで。コンクリートに片方を穿孔してアンカーボルトを打ち付けるが、穿孔後のエアブロー用
こんな感じ
1周接続するまで、あと少し!
(2108年)続く
レールを仮置きしたらバッテリーロコにコンプレッサーを積んで。コンクリートに片方を穿孔してアンカーボルトを打ち付けるが、穿孔後のエアブロー用
こんな感じ
1周接続するまで、あと少し!
(2108年)続く
2021-10-19 21:47
延伸その14 [家庭用トロッコ作成記]
今度は自宅西側を北に向けて。1周路線接続まであと少し。ここは直線なので楽なはず?
事前に作成したPC枕木(コンクリート枕木)を置くが、高さを合わせる必要があるので、結構これが大変な作業。子供が手伝ってくれた
水準器を利用して根気のいる作業
ここで大変なミスが発覚。PC枕木にはレールクリップ締結用に高ボルトを鉄筋に溶接して埋め込んでいるが、ピッチを508mmにしてしまった。これは軌道幅であって、センターピッチは+25mm必要。もう10本くらい作成してしまったので、位置の合わない片側はコンクリートドリルで穿孔し、M12のアンカーボルトを打つことに
片側はそのままレールクリップを締結
反対側はアンカーボルト
完成。真ん中はこれから使うレール鋼材を一時置いておく
(2018年)
続く
事前に作成したPC枕木(コンクリート枕木)を置くが、高さを合わせる必要があるので、結構これが大変な作業。子供が手伝ってくれた
水準器を利用して根気のいる作業
ここで大変なミスが発覚。PC枕木にはレールクリップ締結用に高ボルトを鉄筋に溶接して埋め込んでいるが、ピッチを508mmにしてしまった。これは軌道幅であって、センターピッチは+25mm必要。もう10本くらい作成してしまったので、位置の合わない片側はコンクリートドリルで穿孔し、M12のアンカーボルトを打つことに
片側はそのままレールクリップを締結
反対側はアンカーボルト
完成。真ん中はこれから使うレール鋼材を一時置いておく
(2018年)
続く
2021-10-10 21:04